iPhoneの画面割れ修理を安く済ませるには|料金の決まり方と安い店の見分け方
この記事でわかること
iPhoneの画面割れ修理を安く済ませる方法を、AppleCare+の有無と修理先の違いから解説します。安い店で直した後に持ち込まれる不具合と、見積もりで聞いておく4つのこと、割れたまま使うと修理代が上がる理由までまとめました。
iPhoneの画面割れ修理の費用は、AppleCare+に入っているかどうかと、どこに頼むかで決まります。AppleCare+があれば正規修理の定額がいちばん安く、保証がなければ街の修理店の料金も比べる価値のある選択肢です。
ただし、修理店を表示価格だけで選ぶと、後から費用や不具合で困ることもあります。見積もりで聞くことを押さえておけば、安くて後悔の少ない店を選べるはずです。
iPhoneの画面割れ修理の料金はAppleCare+と修理先で決まる
iPhone(アイフォン)の画面割れ修理の値段は、AppleCare+の有無と、正規修理か修理店かの組み合わせで決まります。修理先ごとの料金の決まり方は、次の表のとおりです。
| 修理先 | AppleCare+あり | AppleCare+なし | 表示価格以外の費用 |
|---|---|---|---|
| Apple正規修理(Apple Store・正規サービスプロバイダ) | 画面の損傷は3,700円(税込) | 機種ごとの料金(診断後に確定) | 配送修理なら配送料が加わる |
| 街の修理店(非正規・総務省登録修理業者など) | AppleCare+の定額は使えない | 店とパネルの種類で変わる | 店によってはあり得る |
AppleCare+に入っていれば正規修理がいちばん安い
AppleCare+に入っているiPhoneなら、画面の損傷は1回3,700円(税込)のサービス料で直せます。この料金は、Apple Storeでも正規サービスプロバイダでも同じです。
加入しているかどうかは、Appleの保証状況を確認するページで確かめられます。AppleCare+が有効なら、修理店を探す前に正規修理を申し込んでください。
保証がなければ修理店の料金も比べる
AppleCare+がない場合、正規修理の料金は機種ごとに違います。Apple公式の画面修理のページで機種を選ぶと見積額が出ますが、最終的な料金は診断の後の確定です。
正規サービスプロバイダは料金を独自に決めているので、同じ正規修理でも窓口で金額が違うこともあります。正規の見積額を確かめてから、街の修理店の料金と並べてください。
参照:AppleCare+ – Apple(日本)(確認日:2026年9月29日)
修理店の料金差は部品より店の方針で生まれる
同じ機種の画面修理でも、修理店によって料金は大きく違います。画面修理の価格に店ごとの差が出るのは、部品の違いもありますが、基本は経営方針の違いです。
画面のパネルの種類で料金が変わる
Appleの修理サービスで使うのは、Apple純正部品だけです。修理店では、純正ではない部品で画面を交換することもあり、使う部品によって料金が変わります。
修理店で見積もりを取るときは、使うパネルが純正かどうかも聞いておいてください。
安さを保証・診断料・追加の提案で埋め合わせる店がある
安い店の中には、そもそも採算の合わない料金設定の店もあります。修理できなかったときや診断だけのときにも費用を取る店も、安い店には少なくありません。
安い店では、ホームページの掲載価格と違い、来店すると別の修理やほかの商品を勧められることもあります。保証をうたっていても、そもそも保証するつもりがない店もありました。表示価格が安くても、支払う総額まで安いとは限りません。
安い店での修理はタッチ不良や保証の拒否で持ち込まれることがある
ほかの店で安く修理したiPhoneが、修理の後の不具合で持ち込まれることがあります。直したはずの症状が残っているのに元の店で保証を受けてもらえなかった端末や、店が閉店していた端末です。
タッチの効きやバッテリーの減りが直っていない
安く直した端末で持ち込まれるのは、「タッチがうまく効かない」「バッテリーの減りが改善していない」のに保証してもらえなかった、という相談です。原因が部品の品質か取り付けかは、端末ごとに違います。どちらにしても、修理が終わったら店にいるうちにタッチの反応を確かめてください。
保証を断られた・店が閉店していた
修理した店に戻っても保証を受けてもらえなかった、難癖をつけて交換してもらえなかった、という相談もあります。保証に回数の制限があった例や、修理した店がそもそも閉店していた例もありました。
保証は期間だけでなく、使える回数と対象の症状まで、修理を頼む前に聞いておいてください。
iPhoneの画面修理を頼む前に見積もりで聞く4つのこと
安い店を選んでも困らないためには、見積もりの段階で次の4つを聞いてください。4つとも、料金の安さを打ち出す店で実際に起きていることから作った質問です。
| 聞くこと | なぜ聞くか | こう答える店なら安心の目安 |
|---|---|---|
| 保証は何か月・何回まで使えるか、タッチ不良も対象か | 回数の制限や難癖で、不具合が出ても保証を受けられなかった例があるため | 期間・回数・対象の症状を具体的に説明できる |
| 診断だけで費用はかかるか | 診断だけで費用を取る店があるため | 診断の費用の有無を、金額まで先に伝えてくれる |
| 修理できなかったときに費用はかかるか | 修理できなかったときにも費用を取る店があるため | 修理できなかった場合の扱いを先に説明できる |
| 表示価格のまま直せるか、機種と割れ方で変わるか | 来店後に、ホームページの掲載価格と違う金額を示されたり、ほかの商品を勧められたりすることがあるため | その場で機種と割れ方を見て、総額を示してくれる |
表示価格が安くても、この4つにはっきり答えられる店なら、修理の後に困る場面を減らせます。答えがあいまいなときは、その場で決めずにほかの店の見積もりも取ってください。
正規修理と修理店はAppleCare+の有無で選び分ける
正規修理と修理店のどちらが合うかは、AppleCare+の有無と、何を優先したいかで決まります。
正規修理が向いている人
AppleCare+に入っている人と、Apple純正部品で直したい人には正規修理が向いています。購入から1年のApple製品限定保証は、過失や事故による損傷には使えません。
画面を落として割った場合、正規修理を安くするのは限定保証ではなくAppleCare+です。正規修理はApple Storeや正規サービスプロバイダへの持ち込みのほか、配送でも頼めます。
修理店が向いている人
AppleCare+に入っておらず費用を抑えたい人と、データを残したまま直したい人は、修理店も候補です。Appleは、正規の修理から返却された端末は「データが消去されている場合がある」と案内しています。
修理店に頼むなら、画面だけを交換してデータを残したまま直せるかを、預ける前に聞いてください。それでも念のため、修理の前にバックアップを取っておいてください。保存がうまくいかないときの原因は、iPhoneのバックアップができない原因の記事が参考です。
修理店で直した後のApple正規修理の扱い
Appleは、独立系修理プロバイダによる修理はAppleの製品保証やAppleCareプランの保証対象にならないと案内しています。プロバイダ独自の保証が適用される場合もあります。
修理の履歴がある場合、その内容を見られる場所は「設定」>「一般」>「情報」の「部品と修理の履歴」です。純正ではない部品に交換されている場合などは、その部品の横に「不明」と表示されることもあります。
Appleの案内では、不明な部品は下取りの価格に影響する場合があり、非純正の部品での修理は機能や安全性を損なうおそれもあります。
画面が割れたまま使うと修理代が上がることがある
割れたままギリギリまで使い、症状を悪化させてから持ち込まれる端末は、相談時に多い例の1つです。
ヒビが広がるとタッチや表示まで壊れる
割れた画面を使い続けると、ヒビが広がり、表示が乱れたりタッチが効かなくなったりすることがあります。画面が映らない、操作できないところまで進むと、自分でデータを移すのは困難です。それでも、自分で削除や初期化をしていなければ、画面が割れて操作できない端末でも、店舗では基本はデータの取り出しに対応できます。
操作できなくなった端末からデータを移す手順は、壊れたスマホのデータ移行の記事が参考です。
カメラのレンズの割れを放置するとカメラも壊れる
背面のカメラのレンズが割れているのに放置して、カメラそのものまで故障させた例もあります。カメラ本体の故障に広がる前に、レンズが割れた段階で修理を相談してください。画面も割れているなら、レンズも同じ見積もりで見てもらえば、店に行く回数は1回で足ります。
iPhoneの画面割れ修理でよくある質問
画面は自分で交換できる?
交換用のパネルや工具は通販で買えるので、自分で交換すること自体は、できないことではありません。ただ、iPhoneの中は細かい部品が詰まっていて、慣れていない人が開けると別の部品を傷めることもあります。
自己修理に失敗した端末も、相談時に多い例の1つです。画面割れを安く直したいなら、自分で開ける前に修理店の見積もりを取って比べてください。
修理と買い替えはどちらが安い?
比べる相手は、修理代と、同じくらい使える端末を買い直す費用です。修理代は、正規修理ならAppleの画面修理のページ、修理店なら見積もりで確かめられます。
古い機種で、修理代が中古の本体価格に近いなら、買い替えも候補に入ります。バッテリーの状態や、あと何年使うかも合わせて考えてください。
まちスマでのiPhone画面修理の相談方法
まちスマで修理を担当するスタッフは20名ほどで、最も長いスタッフの経験は9年ほどです。iPhoneの修理は診断が無料で、修理できなかった場合の修理代は0円です。
直らなければ修理代がかからないので、画面が映らない端末でも、まずはデータの取り出しを試してみる受け方をしています。画面や電池の交換はデータが入っている部分に触れずに行い、データを残したまま直します(水濡れや基板の修理は例外)。
見積もりで聞く4つのことへの、まちスマの答えは次のとおりです。
| 聞くこと | まちスマの答え |
|---|---|
| 保証の期間・回数・対象 | 保証の対象と期間は、修理ごとに案内する |
| 診断の費用 | 診断は無料 |
| 修理できなかったときの費用 | 修理代は0円(郵送の場合、往復の送料はかかる) |
| 表示価格との差 | 修理の前に見積もりを伝え、承諾を得てから作業する |
店へ行けないときは、郵送修理でも頼めます。郵送で受けにくい症状は特になく、画面割れも郵送の対象です。時間を優先したい人や直接話を聞きたい人には、来店してもらっています。
発送から返送までは平均5〜7日で、重い故障は7〜10日です。早ければ、届いたその日に修理して送り返しています。
往復の送料は、修理できなかった場合やキャンセルした場合も利用者の負担です。料金はiPhone修理のページで、郵送の手順はiPhoneの郵送修理ガイドで確かめられます。
iPhoneの画面割れ修理を安く済ませるポイントまとめ
AppleCare+に入っていれば、画面は正規修理の3,700円(税込)で直せます。保証がなければ、正規の見積額と修理店の料金を並べて比べてください。
修理店に頼むときに見積もりで聞くのは、次の4つです。
- 保証は何か月・何回まで使えて、タッチ不良も対象になるか
- 診断だけで費用がかかるか
- 修理できなかったときに費用がかかるか
- 表示価格のまま直せるか、機種と割れ方で金額が変わらないか
レンズの割れを放置してカメラまで壊れると、直す部品が増えて修理代が上がることもあります。保証の状況を確かめたら、早めに見積もりを取ってください。